HOME > 2006年10月 ( 月間アーカイブ表示中 )
2006/10
31

騒動の行く末

数日前の携帯電話番号ポータビリティサービス(Mobile Number Portability:MNP)開始から一連の騒動を起こしたソフトバンクモバイル株式会社(SBM)ですが、やはりというべき岐路に立たされています。本日付の毎日新聞によると、以下のとおり。

公取委:ソフトバンクの「0円」広告を景表法違反で調査

 ソフトバンクモバイルが携帯電話の新料金プランを「通話料、メール代0円」と広告宣伝していることについて、公正取引委員会が景品表示法違反(有利誤認)の疑いもあるとして調査していることが30日分かった。
 ソフトバンクは、自社間の通話やメールが無料になる新料金プランを23日に発表し、26日から「¥0」と表示する広告宣伝を展開。これに対し、NTTドコモの中村維夫社長は27日の会見で「広告でゼロ円を強調するが、さまざまな条件が小さく書いてある。フェアなやり方か」と批判している。KDDI(au)も「基本料70%引きの2880円が続けば、実態のない定価9600円に対する大幅な割引価格となり、不当表示の可能性がある」と分析。公取委はこうした指摘を受けて、実態調査に入っている。【小島昇】
from - 2006年10月31日 3時00分

もともと基本料が70%引きの2880円としても、それに付随する様々なオプションパックへの加入が強制的かつ条件であったにも拘らず、それが消費者にとって解りづらくしていた広告発表は気になっていた。さらにそのうえ本体料金を無料、通話・メールも無料としながら重要なそれに関する情報を故意に解りづらくし、単に消費者の損得勘定に訴えかけた卑劣な宣伝を展開するのに疑問を感じていた。挙句の果てに競合他社への業務妨害ともいえるMNP手続き停止。少々偏った批判だと受け取られてもかまいませんが、実際問題として条件等を二転三転させて現場の混乱を『意図的に』謀ったことからも、このSBMの企業としての体質と資質を疑うにあまる騒動です。

私は NTT DoCoMo ユーザでありますが、携帯電話に対して特にこだわりを持っているわけではありません。むしろ自分が利用価値を見出せるのならばキャリアを変更したいと思うほどです。事実、今回の動向を見た上で au への変更を考えていました。そこへSBMの発表があり、少し期待していました。・・・が、本当にガッカリです。これまでの対応を見ていると、過去に Yahoo!BB で個人情報を流出させたときの教訓が全く活かされていないように思います。社会を構成する企業としての自覚が足りない、いや、欠如しているとしか感じません。まさに行き当たりばったりと思いつきによる暴走を目の当たりにして、世間の人はなにを思うのでしょうか。少なくとも私は、この一連の騒動を見て残念でした。

世の中はそんな低いレベルで動いてはいないので、結果的にはSBMの動向をきっかけに業界情勢も変化して消費者にとって良い方向へ向かうことでしょう。その結果を見てある者は『ほら見ろ』と言うかもしれません。結果論でものを言うのは大変愚かだと思いますが、実際にはそういった人が多数である現実があります。これにもガッカリです。しかし、私が今こう思い、感じたということをここに記憶として残しておきます。

Copyright © 2001-2008 t2 and Project GROWING All rights reserved.

HOME > 2006年10月 ( 月間アーカイブ表示中 )
2006/10
28

Vista Ultimate PART2

巷でうわさの Vista ですが、問題のアクティベーションについてジェイ・ジェイミソン(マイクロソフト社の Windows 本部長)氏が気になることを言っています。

「日本では自作が活発であり、PC をカスタマイズできることは非常に重要な要素であると認識している。Vista はそのような需要に応えられるだろう。
米国では、1台の PC から別の PC への OS のライセンス移動は1度までと、ライセンスで規定されているが、日本向けのライセンスは最終調整中で、追って発表する」

パーツを交換することによって再度アクティベーションが必要になるかどうかは基本的にXPと同じらしい。そして一番ネックとなっていた 『 PC1台に一度きり 』 も日本国内版では克服される様子。これを受けてあの価格なのかな、とも思いつつ…遅れまくっている発売が 『 1月中 』 と確定したので、そのレビューを見てからでも悪くないと思いました。

それにしても自作って日本では浸透しているかのような表現ですが、実際のところどうなんでしょうね。他国でも反対意見が多かったのではないかと見ています。

このエントリに含まれるユーザータグ

(当ブログの同一タグを含むエントリを表示できます)

   Vista       レビュー       リリース   

ナビゲーションにある 『 User-TAG Cloud 』 から

別のタググループを表示することもできます。

Copyright © 2001-2008 t2 and Project GROWING All rights reserved.

HOME > 2006年10月 ( 月間アーカイブ表示中 )
2006/10
27

Vista Ultimate PART1

vista.jpg先日、製品版 Vista価格が発表されましたね。べらぼうに高いともいえるその価格に唖然ともしましたが、その必要性が自分にとってどれほどのものなのかを検証したくてRC1を以前ダウンロードしていたことを思い出しました。
ネット評価では良くなかったので、当面XPのままでいこうと思っていたのですが、ちょっとインストールしてみます。

まず Windows Vista Premium Ready PC の最小構成は以下のとおり。

 1GHz 32 ビット (x86) または 64 ビット (x64) のプロセッサ搭載
 1GB のシステムメモリ容量
 Windows Display Driver Model (WDDM) ドライバ
 128 MB グラフィックメモリ(最小)
 ハードウェアによるピクセルシェーダ 2.0
 1 ピクセルあたり 32 ビットの色深度
 40 GB のハードディスク容量と 15 GB の空き容量
 DVD-ROM ドライブ
 オーディオ出力機能
 インターネット アクセス機能

これらはあくまでも Ready PC のスペックですが、Windows Vista の最小システム要件は

 プロセッサ 800MHz 32 ビット(x86)または 64 ビット(x64) プロセッサ
 システムメモリ 512 MB
 GPU SVGA (800x600)
 グラフィックメモリ 無しでも可
 HDD 20 GB
 HDD 空き容量 15 GB
 ディスク装置 CD-ROM ドライブ
 オーディオ 無しでも可
 インターネット 無しでも可

といった具合です。
あくまでも最小システムなので、スペック数値的に倍は必要でしょう。

実際にインストールした直後のドライブは、なんと 10GB も使用済みで陣取られています(Z:ドライブ)。しかしインストール時間も比較的短く、とても簡便となっていたのは評価できます。しかし初心者が迷わないであろう措置は一切感じられませんでした。MS製品全般に言えることですが、親切をもっと考えるべきですね。

vista2.jpgその極みがこのコントロールパネルでしょう。
W2K から XP へ移行したときに迷ったのはありますが、今回のは本当に嫌がらせのように感じます。なぜ XP からかけはなれたグルーピングをするのでしょうか。目的の操作にたどり着くために迷いました。

vista7.jpgぱっと見は同じような感じですが、微妙に違うので探し当てるのに一苦労を要します。クラシック表示にしてみると、こんな感じで実際に増えた項目がいくつか見られます。

vista5.jpg特にファイルの関連付けは探しました。フォルダオプションではなく『規定のプログラム』という所にありましたが、なぜこういうことをするのか疑問です。

vista3.jpgセキュリティセンターはディフェンダーが標準でついていますね。フォルダやファイルの暗号化である BitLocker は Ultimate には付いていますが、Home Basic には付かなかったように思います。果たしてそれがいいことなのか悪いことなのか。セキュリティ強化を謳うのは結構ですが、シェイプする部分を間違っているような気もします。

vista4.jpgブラウザについては何も書くことはありません。それは良い意味ではなく、いまさらタブにしてなんだかんだと言われていますが…もう既に Sleipnir を使っているので、正式版になってキチンと使えるようになるのを待つだけです。FireFox も考えましたが、現状では移行する理由がないのでプニルで十分です。メーラーは Thunderbird を利用していますが、そちらは非常に満足しています。

もうちょっと使い込んでみる必要があるとは思いますが、今回少し使った感想は『移行の必要性をまったく感じない』が正直なところです。ビジュアル的にも W2K から XP のときの新鮮味もなければ特別便利と思えることもない。自分のPCスペックは現状構成で動作に不自由もないし、仮に移行したとしても買い換える必要すらない。おまけにあの値段でしょ。RC1をインストールしてみて満足に動かない人は買い替えのいい機会かもしれないけれど、そうでもない人は必要ないんじゃないですかね。

そう思います。

このエントリに含まれるユーザータグ

(当ブログの同一タグを含むエントリを表示できます)

   Vista       レビュー       リリース   

ナビゲーションにある 『 User-TAG Cloud 』 から

別のタググループを表示することもできます。

Copyright © 2001-2008 t2 and Project GROWING All rights reserved.

HOME > 2006年10月 ( 月間アーカイブ表示中 )
2006/10
20

日常点検をしよう・後編

前編に引き続き、エンジンルームの点検。

冬場はバッテリーの点検が重要です。突然エンジンが掛からなくなったりすることもあります。外から液量を確認できるタイプはそのままですが、たまに外からは見えないものがあります。これは上についたキャップを開けて確認するしかありません。ただ、その前に状態を示すインジケーターのついたタイプであるかどうか確認してください。たいていは青で良好、赤で要充電のインジケーターがついています。

状態はテスターで測定したり、比重計でチェックします。
しかし個人で購入するのは値が張るので、スタンドでやってもらうのが良いでしょう。

もしもバッテリー液を足す場合、入れすぎるとフタのところに白い粉のようなものが吹き出してしまいます。最悪の場合には爆発の恐れもありますので、注意して行ってください。

最近ではメンテナンスフリーのバッテリーが多くなりました。液補充用のフタが無いのですぐにわかると思いますが、これは寿命がくれば手も足も出ません。OPTIMA などがその代表例です。

ラジエーター補助タンクの冷却水量もチェックしましょう。
これは必ず、冷却水が冷えているときに行います。

確認方法は様々ですが、クーラントの元色がわからないくらい変色しているときは交換した方がいいでしょう。へたするとラジエーター内が錆びている可能性もあります。不純物が多いことで、オーバーヒートに見舞われる可能性もあります。

また、液量が減っているからといって水道水の補充をする人がいますが、これもやめた方がいいでしょう。特に冬場では濃度が落ちて凍結の原因になります。つまり、エンジンが掛からなくなる可能性があるということです。1本1000円以内で補充液が買えるので、そちらを利用します。ちなみに赤色と緑色がありますが、自分の車のものと同じ補充液の色を選びましょう。
色による性能の差は全くありません(トヨタ系では赤、日産系では緑)。
クーラント交換の全交換は、は2年に一度くらいが目安です。

エンジンオイルの点検もしましょう。
走行距離数で管理している人がほとんどだと思うので、自分でチェックする人も少ないと思います。けれど、走行距離数とは裏腹にアイドリング時間もエンジンは回り続けています。車を停めて中で話し込むことが多かったり、渋滞に巻き込まれるのが日課の人は実際に目で確認して交換した方が良いかもしれません。エンジンを止めて写真のようにゲージを引き抜きます。このとき注意しないといけないのは、ATFのゲージと間違えないことです。指を引っ掛けるところに『ENGINE』と書いてあればOKです。一度引き抜いて、先についたオイルは全て拭き取ります。そしてもう一度差し込み、ゆっくりと引き抜きます。左の写真のように、ゲージについた目盛り内にオイルの上端があれば適正です。目盛りが無く、小さな穴が開いただけのものがありますが、2つあればその間が適正量を示しています。この目盛りの上限と下限の容量は、だいたい1リットルあります。容量的にはOKでも、汚れが問題になってきます。ディーゼル車は色で判断することが難しいのですが、ガソリン車なら右側の写真あたりが交換時です。これより黒いとか、キラキラした粉のようなものが混じっていると即交換しましょう。

交換するオイルの規格ですが、無意味に高いオイルを入れるのもどうかと思います。最近の車 (直噴エンジンなど) では粘度 ( 10W-30 とか ) が指定されている場合があります。あまり粘度の低いオイルだと、燃費が悪くなります。最近セルフのスタンドで格安の交換がありますが、注意が必要です。

オイルエレメントはオイル交換2回に対して1回が一般的です。
しかし、走行状況なども考慮して判断してください。

他にもフットブレーキの遊び量チェックや、ハンドブレーキの引きしろ量のチェックなどはとても重要です。走ることに関してはいいとして、止まることには気を張りましょう。

日本ではカーケア・アフターメンテナンス市場がしのぎを削っていますが、その背景には日本人が自分の所有する自動車の点検・整備を自身で行わず他人に任せるという風潮があります。洗車ですら他人任せなのは、その業界からすれば嬉しい叫び声にもなりますが、一歩日本を離れると車の点検・整備は自分で行うのが主流です。よく映画などでも車の下にもぐり、レンチ片手に汗と油まみれになっているシーンがありますが、日本ではまず見られない風景です。食料品の並ぶスーパーに、車のメンテナンス用品があるのも不思議な光景です。車の性能の違いも大きく影響しているとは思いますが、実際アメ車に限らず外車は故障が多くありました。レクサスの登場で衝撃を受けて以後の自動車性能が、がらっと変わったという、あるアメリカ自動車メーカー開発スタッフの発言が印象的です。

日本車は故障しにくいことで世界的に有名ですが、メンテナンスなしでいつまでも、ってワケにはいかないものです。せっかく手にした愛車、長く使えるに越したことはありません。故障・事故を未然に防ぐ意味でも、日頃の点検は行いましょう。

Copyright © 2001-2008 t2 and Project GROWING All rights reserved.

HOME > 2006年10月 ( 月間アーカイブ表示中 )
2006/10
20

日常点検をしよう・前編

日常点検整備は、車を点検することで予期せぬ事故やトラブルを未然に防ぎます。

ヘッドライト、ターンシグナル、ブレーキランプ及びスモールランプ類は必ず点検しましょう。停車時には正常でも、走行していてタマ切れすることもあります。

車によってはインパネ内にタマ切れ警告灯の出るものもありますが、左右どちらかのウィンカーが普段よりもはやく点滅するようであれば、その方向(運転席側/助手席側)のどこかのバルブが切れているということもわかります。独りの時でも、リヤランプの点灯確認は壁際に停車すれば、反射で確認することができます。特にブレーキランプは、不要なトラブルを避ける意味でも要確認です。

近くに開いているガソリンスタンドでもあればいいのですが、ないこともあるので予備の電球一式を常備することをオススメします。
車にもよると思いますが、だいたい3種類程度あれば使い回しできます。
ひとつ200円くらいですが、スタンドだともっと取られます…。

タイヤのチェックは、欠かすことができません。

溝のチェックの仕方は覚えていますか?
タイヤの側面に3箇所、三角の印(スリップ・サイン)があります。
その延長線上の溝の深さを確認します。
見るからに溝が減っているものは大変危険です。
少々値が張りますが、交換しましょう。
雨の日なんかは驚くほど簡単にスリップします。

空気圧も適正値を保ちましょう。
減りすぎは燃費が悪くなるだけじゃなく、バーストの可能性があります。
逆に空気圧が高いと燃費は良いのですが、グリップ力が落ちるためにブレーキングに不具合が生じたりします。
適正値が一番です。
運転席のドアを開ければ、フレームに適正値の表示されたシールが貼ってありますから、参考にしてください。

続いてエンジンルーム内の点検です。
ガソリンスタンドなどでよく 『 エンジンルーム無料点検を行ってます 』 と言われます。
その点検から油外利益につなげるために行っているので、当たりが悪いと必要のない交換や補充をされてしまう可能性もあります。
けれど、それは自分の車のコンディションについて全く無知な場合であって、普段からチェックを自分で行えば問題ありません。

まずはウォッシャー液です。
車によってはバックドアを開けた所にあったりしますが、、だいたいエンジンルームにあります。
フタに 『 WASHER FLUID ONLY 』 と書いてあるので間違えないようにしましょう。
ゲージも車種によって様々で、写真のように黄色矢印部分が上下して残量がわかる仕組みのものが多いと思います。なかにはフタにチューブがついていて、そのフタの穴を指で押さえてそのまま引き抜けば残量がわかる仕組みのものもあります。プラスチックの棒みたいなのがついてるやつは、一度拭き取ってからもう一度挿し、引き抜いてから目盛りに付いた残量を見ます。
一般的に売られている撥水用のウォッシャー液は、他のウォッシャー液と混ぜると固まってしまうことがあります。写真のように、付属のシールを貼ればすぐにわかります。

ブレーキフルードのリザーバータンクの液量もチェックしましょう。

だいたいの車は写真のような感じであるからすぐにわかると思います。エンジンルームの奥の方にあることが多いと思います。この液量が減ると、ブレーキの効きに不具合がおきる場合があります。
ただし、その前にインパネ内のハンドブレーキ警告等が点灯するので判ると思います。
※このブレーキフルード量が減って、インパネ内のブレーキ警告灯が点灯した場合はブレーキパッドが磨耗している可能性もあります。素人判断でオイルを足し続け、ブレーキを傷めてしまうこともありますので、特に注意が必要です。

このオイルはスタンドで補充してもらえることもできますが、カー用品店などでも購入できます。タンク側面にレベルゲージがあるので、一目で残量がわかります。

ちなみにこのオイルには DOT3、 DOT4、 DOT5 などがありますが、これは沸点の違いなどで区別されています。一般的には DOT3 が多いようです(数字が高いほど沸点も高い)。最近ではDOT4も増えてきたようですが、この規格は表記されているはずなので確認してから補充するようにしましょう。

長くなるので後編に続きます。

Copyright © 2001-2008 t2 and Project GROWING All rights reserved.